Site Management
製作
– 入社年/2023年
– 所属/構成部門
– 仕事のモットー/常に安心・安全に配慮する
経験を重ねることで、安心・安全な展示製作を心がける！
Q.入社動機と現在の仕事について教えてください。
前職では事務系の仕事を担当していましたが、日々の業務が決まっていないような、変化のある仕事に就いてみたいと思うようになりました。そうした中で以前に新店舗の出店にかかわる仕事を担当した際、お店づくりに面白みを感じたことから、店舗設計やディスプレイの分野を志望したのです。仕事を続けながらの転職活動となりましたが、大和工芸はこちらの都合を考慮して面接を夜に設定してくれるといった気遣いが印象的で入社を決めました。入社後はまず木材加工などの製作を通して会社の業務を知るのですが、そこで「筋がいい」と言われ、そのまま製作を担当。現在は、展示会のブースなどで使用する造作物などを製作しています。
Q.仕事をしていく上で大切にしていることは何ですか？
展示で使用する造作物の強度や安全性については、常に考えています。しっかりとした形状にするためにはある程度の重量があったほうがいいわけですが、現場での組み立てやすさ、素早い施工性を実現しながら、安全な強度も担保する。そのバランスを考慮しつつ、留め具に釘を使うのか、ビスで留めるのかなども考えて、日々製作を行っています。もし製作過程でミスがあった場合は、皆で情報を共有するといったことも欠かせません。
Q.仕事での印象深いエピソードについて教えてください。
展示ブースを製作する過程で、上部分の強度が足りていないことがありました。その際は大工さんからアドバイスをもらって事なきを得たのですが、次の現場で同じ工法を試したところ、また強度不足になってしまいました。そこで別のアドバイスを参考に作り直しました。それらの経験から、現在は強度面に不安のない展示物を製作できるようになりました。材料によって強度や歪み特性は違ってくるので、それに合わせて製作することが重要なのだと思います。大和工芸には「人を育てる」という社風があり、こちらの質問には先輩社員が丁寧に教えてくれるだけでなく、皆が積極的にアドバイスしてくるので、多くのことを学ぶことができますね。
Q.大和工芸に向いている人や就職を希望している方へメッセージをお願いします。
こと製作に関しては、手先が器用な人のほうが向いていると思います。一方、会社全体で考えると「マルチタスクができる人」ということになるでしょうか。一つの案件だけでも製作に関する作業時間や部材の量など、考慮すべき点がたくさんあります。さらに複数の案件が少しずつ重なり合いながら進行していくので、手を動かしながらも別の業務についても考えるといったことが求められます。そうした苦労もありますが、常に新たな提案を行い、お客様に喜んでいただくのは一番のやりがいです。そんな、「日々違うことに挑戦していくこと」にやりがいを感じる人にも、この会社はお薦めだと思います。